みなさん、普段から自転車には乗りますか？自転車好きの方や自動車免許を持っていない方は、どこにでも自転車で出かけることが多いでしょう。その自転車を自分の好きな色にリメイクできたらもっと楽しくなると思いませんか？自転車好きの界隈ですでに広がりつつある自転車へのペイント。これは言葉の通り、自転車にペイント加工をすることで、元の色味を変えたり、劣化で汚くなってしまった自転車を綺麗に塗り替えたりすることです。
今回は、自転車ペイントといってもどんな加工方法があるのかについて、実例を見ていきながら解説していきます。この記事を見たあなたは、すぐに自転車を大変身させたくなるでしょう。
1．自転車のペイントのやり方
自転車には買った当初からあらゆる色の加工が施されていますが、まずはその方法をご紹介します。まず初めに行うのは、自転車の汚れを拭き取ることと、貼られているシールを剥がすことです。汚れやシールがあると色むらの原因になるため、きちんと綺麗にするところからスタートします。
それが終わったら、次は「足付け」というものを行います。「足付け」は、塗料が本体に密着するよう、ヤスリで細かな傷をつけるものです。「足付け」が終わったら下塗りを行います。下塗りも専用の薬剤を使用し、塗料がしっかりと馴染むようにするための大切なプロセスです。下塗りが終わったら、いよいよ塗装です。塗装は簡易塗装機やローラー、はけやスプレーを使用しながら丁寧に塗っていきます。ここでは色むらが出やすいため、丁寧に気をつかいながら行います。塗り終わったらしっかりと乾燥させて、やっと完成です。
自転車のペイントはこのような工程で行っていきますが、それぞれに仕上がりを左右する大切なポイントがあります。
1-1.なぜ自転車ペイントを行うのか
自転車は金属でできており、その上から専用の塗料で塗装をされた後に自転車屋さんなどで売られています。もちろん買った当初は綺麗な状態かもしれませんが、雨に晒されたり、乗っている時にどこかにぶつかってしまったりして段々と劣化していき、少し汚い見た目になってしまいます。塗装をしているとはいえ、時間が経てば劣化していくことは仕方のないことですが、乗り慣れた自転車を手放すことなく、綺麗な状態に生まれ変わらせられるのが自転車ペイントを行うメリットです。
「気分を変えたい」「デザインにこだわりたい」などはもちろん、劣化した自転車の補修という意味でも自転車のペイントはとても役に立ちます。
2.自転車のペイント例
では、どのような自転車のペイント例があるのでしょうか。たとえば、お下がりでもらった子ども用の自転車。上の子が使っていた自転車、まだ使えるけど少し塗装が剥がれたりして汚かったりしませんか？そんなときは自転車ペイントで補修して、まるで新品の自転車のように生まれ変わらせれば、きっと子どもも喜びますよね。また、女の子用の自転車から男の子向けの自転車にリメイクしたい場合も、ペイントで色を塗り替えれば対応ができます。
2-1.具体的な例をご紹介
そのほかにも、「乗り慣れた愛車を乗り換えたくないけど、ボロボロになってきたから捨てるしかない」と諦めている方。捨てる前にまず自転車ペイントをしてみませんか？ボロボロになった自転車も綺麗になるだけでなく、色をガラッと変えて気分転換したり、自分の好きなマークの塗装を施したりすることもできます。
ある方の例だと、10年乗った自転車を手放せないが、さすがに古くなってきたため、ペイントをして生まれ変わらせたという例もあります。この方は元々赤色だった自転車を緑色に塗り変えて、新車を買ったような気分になりながらも、愛車を手放すことなく使い続けられたそうです。
3.自転車ペイントは初心者でもできる？
ここまでおすすめしてきた自転車ペイントは、実際に初心者でもできるのか気になるところですよね。道具もなにもなく、DIY経験が全くない方でももちろん可能ではありますが、その際には気を付けなければいけないことがたくさんあります。まず、道具の選び方。はけ一つとっても、長い毛のものよりも短い毛のものの方が綺麗に塗れます。
また、必要に応じて部品を解体したり、自分好みの色を出したりするためには何色かの色を調合させる必要もあります。初心者の方はまず道具を揃えるところからになりますが、せっかくなら綺麗に仕上げたいものです。そこでプロの腕の見せ所。プロに頼めば道具を買い揃える必要もないし、色味も相談しながら自分の好みを見つけられます。また、紹介しきれないほどの塗装に関する技術を持ったプロなら、仕上がりも安心です。
4.まとめ
購入してから時間が経ち、劣化した自転車。雨で錆びてしまった自転車をどうにか綺麗にならないかと悩んでいる方。この記事をみて、自転車ペイントを詳しく知っていただけたのではないでしょうか。DIY好きの方は自分で挑戦してみるもよし。仕上がりに不安のある方はプロに頼むもよし。ぜひ自転車ペイントを行って、持っている自転車を生まれ変わらせてみましょう。
おうちの内装や外装をはじめとしたリフォームを行う会社、「株式会社ポインテリア」は、内装を行う技術を活かして、自転車のペイントも丁寧に仕上げます。自転車などさまざまなものに使えるペイントリフォーム商品も取り扱っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。